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DX(デジタルトランスフォーメーション/Digital Transformation)とは
端的に説明すると「デジタル技術による(生活やビジネスの)変革」と言えます。
ただし、語られる文脈によってその意味合いが異なるため、広義のDXと狭義のDXがあることを理解しておく必要があります。
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広義のDX(社会的文脈のDX)
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狭義のDX(ビジネスにおけるDX)
広義のDX(社会的文脈のDX)
まずは、広義のDXについて見ていきましょう。
デジタルトランスフォーメーションという概念をいち早く提唱したスウェーデン・ウメオ大学教授
エリック・ストルターマン(Erik Stolterman)氏は、DXについて以下のように定義しています。
ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる
デジタル技術の浸透が、ビジネスに留まらず社会全体(人々の生活)に影響を与えるものと捉える
ことができ、後述する狭義のDX(ビジネスにおけるDX)よりも広い意味を含みます。
狭義のDX(ビジネスにおけるDX)
社会的文脈で語られる広義のDXとは別に、ビジネスシーンに限定した意味合いで使われるケースも
あります。たとえば、スイスのビジネススクールIMD教授マイケル・ウェイド(Michael Wade)氏ら
は、著書『DX実行戦略』でDXを以下のように定義しています。
デジタル技術とデジタル・ビジネスモデルを用いて組織を変化させ、業績を改善すること
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