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郵便集配システムの概要図
注意:以降の文章の「赤字」の部分をクリックすると説明が表示されます。
インターネットの流れはよく郵便集配システムに例えられます(と云うか郵便集配システムの仕組みをインターネットがパクった?)。
郵便集配システムでは発送者が郵便局(窓口局)又はポストやコンビニへ手紙や小包を投函し、集配局(藤沢の場合は藤沢郵便局か藤沢北郵便局)がそれらの郵便物を集荷し、送付先別に分別し、地域区分局(藤沢の場合は横浜西郵便局)に配送し、それらの郵便物を送付先の地域区分局別に分別して配送し、受け取った地域区分局は集配局別に分別して集配局へ配送し、受け取った集配局が受取人に配達すると云う流れになります。
この時送り先を判別するのが「郵便番号」です。つまり郵便集配システムは郵便番号プロトコル(ルール)で動いています。
(注1)
では、インターネットのデータはどう流れているのかですが、アナタのパソコンから発信された
データはパソコンでパケット(小包)という単位に細分されてからルータとONU(光回線契約の場合)という機器を経由して電話局へ送られ、インターネットのアナタが契約しているプロバイダへ
送られます。
送られたデータにはIPアドレスと云う電話番号に似たものがルータでセットされていて、それに基
づいてインターネット上の送り先に近いプロバイダと電話局を経由し相手先に送信されます。相手
先のサーバの前にはファイアウォールと云う機器がありセキュリティチェックを行いデータをサー
バへ届けます。 受け取ったサーバはパケット(細分されたデータ)を元のデータに復元し、処理
された結果のデータはまたパケットに細分され、今までの流れの逆の流れをたどりアナタのパソコ
ンに帰ってきます(必ずしも同じルートをたどるわけではありませんが)。
その際に使用されるのがTCP/IPプロトコル(通信のルール)です。
皆さんのお宅のルータから外のWANに行くときはグローバルIPアドレスという世界に1つ(電話番
号のように)のアドレスが使われそれで相手先やアナタの特定をする仕組みになっています。
IPアドレスはDHCPと云う仕組みで皆さんのパソコンや相手先のサーバなどに割り振られます。
なお、日本国内のグローバルIPアドレスの管理はJPNIC((社)日本ネットワークインフォメー
ションセンター)がNIR (国別インターネットレジストリ)として担当しています。
(注1)海外へは光海底ケーブルで物理的に繋がっています。
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